有限会社ノオトは、長らくお世話になった五反田のマルキビルを離れ、今月オープンする五反田JPビルディングに移転することになりました。五反田から五反田へ。6月1日以降は下記の住所になります。

＜新住所＞
〒141-0031
東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング2F
co-lab五反田 with JPRE A05

山の手通り沿い、大崎広小路交差点にそびえ立つ五反田JPビルディング

年初のオンライン社内定例で、「オフィスを引っ越します！」と発表したところ、「えっ……なんで、ですか？」と、社員からやや戸惑ったような反応がありました。

いきなり理由を質問されて一瞬ひるんだのですが、咄嗟に「今年7月に20周年を迎えるから」と回答したところ、社員全員が画面の向こうで笑って（苦笑いして？）いました。え、節目ってなんか大事ですよね？

2004年創業のノオトはこれまで、代表の自宅（目黒）で創業→溜池山王のシェアオフィス→赤坂のシェアオフィス→目黒駅前のレンタルオフィス→高輪台の小型ビル→五反田のマルキビルと、働く場所を移してきました。

Contentzは会員専用のコワーキングスペースとして、約10年間営業しました

2014年のオフィス移転で、コワーキングスペースContentzを併設。#ライター交流会 など数多くのイベントを企画・運営し、2018年には増床してコワーキングスタジオContentzをつくりました。さらに、すぐ近くにある五反田ヒルズでコワーキングスナックContentzをオープンし、現在は2代目オーナーが経営しています。

ノオトは編集の会社ですから、編集者の思考でその時代にフィットした環境をつくってきたのです。

今回のオフィス移転によって、コワーキングスペース（＋スタジオ）を閉業することにしました。五反田に根を下ろして10年。とても愛着のある場所でしたので、居抜きでそのまま使っていただける企業さんがいないかこっそり募集したところ、株式会社Sekappyさんにお引渡しすることが決定しました。相思相愛です。ありがとうございます！

新オフィスは窓のすぐ外に大崎広小路駅のプラットフォームがあるのですが、電車の音は全然気になりません

▼co-lab五反田 with JPRE
https://www.co-lab.jp/base/gotanda/

新しいオフィスは、五反田JPビルディング2階のシェアオフィス「co-lab五反田 with JPRE」です。コロナ禍以降、ノオト社員はリモートワークをベースにContentz当番で週2回出社となっていましたが、移転後は完全自由出社になります。

もちろん、社員同士が対面で会話する機会はとても大切です。そこで、社員に出社を命じるのではなく、出社したくなるようなオフィスの環境づくりを目指しました。これまで使っていたオフィス家具や什器はすべて旧オフィスに残して譲渡するため、新たにデスクや椅子、本棚をセレクトしています。

専有スペースは、集中席と社内コミュニケーション席の2エリアに分け、両端を壁一面の本棚にする予定

新オフィスの環境づくりは5月下旬、引っ越しは5月末〜6月上旬になりそうです。専有スペースは現在の8分の1程度にダウンサイジングしますが、オープンスペースはとても広く、会議室やミーティングブースが充実しています。

男女ともにそれぞれ定員6人のサウナは、6月から営業する見通しです

そうそう、このシェアオフィスには、なんとサウナが併設されています。いまのところ契約者しか使えないらしいという話を聞いていますが、利用状況によってはゲストも入室OKになるかもしれません。

また、五反田JPビルディング1階には、3年予約が埋まっている人気店「食堂とだか」4号店「ここにもとだか」さんや、今年3月末に閉業した（けど、4月に再始動を宣言した）TOCビル地下の名店「志野」さんなど、地元感のある飲食店が入ります。こちらもとても楽しみです。

▼五反田食堂
https://www.jp-re.japanpost.jp/sp/gotanda/index.html

「OMO東京五反田」の客室からは、五反田街が一望できる

同ビル14階から20階は、星野リゾートの都市型ホテル「OMO5東京五反田」が一足早くオープンしています。シングルは少し値が張りますが、2〜4人まとめて泊まるなら、高騰しているビジネスホテルに泊まるよりお得かもしれません。こちらも要チェックです。

……というわけで、オフィス移転話が長くなりましたが、有限会社ノオトは21期以降も五反田〜品川を拠点に良い仕事をしていきたいと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

有限会社ノオト
代表取締役
宮脇 淳