品川経済新聞×仕事旅行社のスキルアップ教室「ライターになる旅」実施レポート
有限会社ノオトは2019年2月23日(土)27日(水)の2日間、品川経済新聞の記者体験イベント「ライターになる旅」を開きました。
この体験教室は、さまざまな仕事を経験できるアクティビティサービス「仕事旅行」とのコラボ企画。参加者は品川経済新聞の記者として店舗や商店街を取材し、ニュース記事の執筆を体験しました。オリエンテーションから講義、取材、記事の講評、懇親会まで当日の様子をダイジェストでお伝えします。
▼人、ネタ、記事、全てが本物。『リアル取材』でライティングのセオリーを学ぶ-ライターになる旅-
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/639
●<1日目>記者として取材に挑戦!
1日目はまずオリエンテーションから。品川経済新聞運営チームの社員を交えて、自己紹介や参加動機などを話しました。参加者は6人。企業のメディア担当者やフリーライター、副業でライターをしている方などが集まりました。
続いては、品川経済新聞編集長の宮脇による講義です。過去の記事例を紹介しつつ、良い記事の条件やネタの見つけ方、取材のポイントなどをお伝えしました。
講義後は3人ずつ2チームに分かれ、それぞれ取り組むニュースの下調べを進めます。今回の取材先は、荏原町商店街にオープンした生花店「ボテロ フローリスト」と、商店街カード第2弾の配布を控えた「パルム商店街」です。
各チームには、品川経済新聞記者の神田と森が現場担当者として入り、参加者に取材先の情報を共有。取材を円滑に進められるよう、質問項目や着眼点を洗い出します。
下調べが完了したら、いざ現地へ。参加者のみなさんは、新聞記者として取材に挑戦しました。現役の品川経済新聞記者が見守るなか、それぞれが考えた質問を取材先の担当者さんに投げかけます。取材に初めて挑戦する方が多かったため、緊張して、どこかぎこちない部分もあったものの、必要な情報やコメントをしっかりとおさえられていました。
1日目のスケジュールはこれで終了。参加者の皆さんには取材を通して得た情報を持ち帰り、2日目に向けた宿題としてニュース記事の執筆に取り組んでいただきます。
●<2日目>記事の講評と旅の振り返り
2日目は、参加者の皆さんが執筆した記事を講評し、本イベントの振り返りを行いました。
まずは、参加者が書いた記事をそのまま印刷して全員に配布。それぞれの記事の良い点や改善点などを洗い出していきます。
次に品川経済新聞編集チームが、それぞれの記事を読みながら講評します。スクリーン上で実際に編集した記事を映し、編集者がどのようなポイントに着目するのか、どんな情報があればより良い記事になるのかなどを伝えていきました。
講評後は、参加者と一緒に「ライターになる旅」の振り返りタイムへ。印象に残った体験や今後に生かせそうな学びを共有しました。さらに、みなさんの今後の活動を応援すべく、ノオトがつくった同人誌『ライター学習帳Vol.1 ライターのなり方』をプレゼントしました。
講評終了後は軽食とドリンクを用意し、懇親会を開催。品川経済新聞の記事にまつわる裏話やニュース記事と広告記事の編集の違い、これから挑戦したい企画など、メディアや編集に関する話題で盛り上がりました。
2日間でリアルなライターの仕事を体験した今回の旅。取材の大切さや記事を書くコツ、編集者の視点など、これからの活動に生かせる学びにつながったのではないでしょうか。タイトなスケジュールのなか、熱心に取り組んでいただいた参加者のみなさま、ありがとうございました!
今回、参加者が取材して執筆した生花店「ボテロ フローリスト」のニュース記事は、品川経済新聞で公開しています。商店街カード第2弾のニュース記事は、4月上旬に公開を予定しています。
▼荏原町商店街に生花店「ボテロ フローリスト」 黄色い壁にこだわり
https://shinagawa.keizai.biz/headline/3260/